「これからIT時代でプログラミングの勉強したいけど、結局何のプログラミング言語の勉強すればいいの?」、「とりあえずフリーランスで稼ぎたい場合は言語は何にすればいいの?」
↑こんな疑問に、現場でプログラミング歴5年のプログラマが答えます。
ちまたには、たくさんのプログラミング言語があふれていて、いったいどれを勉強すればいいのか、さっぱりですよね。
もし、大学などで、プログラミングの授業があって、すこしでもプログラミングの知識があるなら、とてもラッキーです。
その知識や感覚は、ほとんどの他の言語でも生かせます。
一方、全くプログラミングに触れたことがない人もいますよね。
今回は、そういった初心者の人におすすめするプログラミング言語を紹介し、どうやったら上達するかまでの流れを解説していきます。
Contents
初心者におすすめするプログラミング言語
プログラミング言語のおすすめサイトは、他にもたくさんあります。
しかし、そこで紹介されている言語は、初心者が初めてプログラミングを始めるときのことを考えられているか疑問です。
僕も、仕事で使うまではほぼ初心者で、プログラミングを始めたころにはめちゃくちゃ苦労したので、その時を思い出してリアルに書きます。
↓プログラミングに関する過去の記事は以下↓
プログラミングは簡単!?
まず、初心者の方は、プログラミングは簡単と勘違いしている方もいるかもしれません。
はっきり言って、他の資格などと比べて難易度は高いと思います。
勉強するのに使う時間は、ざっと500時間くらいは見積もりましょう。
おすすめすると言いながら、こんなことを言うのもおかしいと思われるかもしれませんね。
また、プログラミングを勉強するメリットは十分にあるし、難しいからこそ価値があるので、おすすめしていきます。
では、次に求められている言語を紹介します。
ただ、求められている言語と、自分に合っている言語は別なので注意しましょうね。
職種で見る求められている言語
求められる言語は、やりたい仕事によって違います。
例えばWebページをC言語で作る人はまあいないでしょう。
アプリを作りたい or Web制作したいならHTMLとCSS
実際にはアプリと言っても
- Webアプリ
- スマホアプリ
- ハイブリッドアプリ
という感じで、大きく分けられます。
また、それに求められる言語は、例えば
- Ruby
- PHP
- Python
- Java
- JavaScript
- Kotlin
- Swift
というものがあります。参考にしてください。
が、ここでは初心者向けに、どれにしても使えるところを紹介します。
初めて勉強を始めるのに、上の言語をいきなり始めるのは、絶対にやめましょう。
たぶん99%挫折します。
もし、あなたが
「スマホなどのアプリを作っていきたい」、「Webページを作りたい」
と思っているなら、はじめは
HTML、CSS
から勉強しましょう。
それぞれ、ホームページを作るときに使われる言語ですが、基礎となるので必ずここから始めましょう。
これらの基礎は、最近は動画で学べるので、そちらをまずは無料で見てみるのが良いでしょう。
HTML入門者にオススメ!無料学習サイト11選+使えるアプリ2つをご紹介
その後、もしくは並行してPHPを勉強しましょう。
インフラ系の仕事がしたいならJAVAかC言語
もし、あなたがインフラ系のプログラマになりたいなら、
JAVAの勉強が必要です。
C言語は比較的とっつきやすいので、最初にやってあとからJAVAを勉強する場合に良いです。
インフラの例
- 金融機関のシステム(銀行・クレジットカードなど)
- 宇宙系システム
- 鉄道会社の改札のシステム
- カーナビ
例えばもし、あなたが大学でそういった専攻、もしくは勉強をしているなら基礎知識もあるし、興味があることなのだと思います。
そういう場合はぜひ挑戦しましょう!!
「好き」ということに勝る理由はありません。
ただ、それ以外の初心者の場合はこれをおすすめしません。
理由は単純に、難易度が高いからです。
そして、興味が無いのに始めるには継続が難しいからです。
プログラミングを始めたい方って、もっとクリエイティブに自分でソフトを作っていきたいと思っている方が多いと思います。
インフラ系のソフトウェアには、クリエイティブに発想を取り入れる隙間はほとんどありません。
仕様書で、求められたとおりに作る以外のことはほぼできません。
間違いも許されないものがほとんどです。
それにも向き不向きがあるので、しっかり考えましょう。
プログラミングを勉強する方法は?
勉強する方法は、いくつかありますが、実際どれでもいいと思います。
ここでは、以下の3つの方法を提案します。
その①:独学
その②:プログラミング初心者でも募集しているIT企業に就職して学ぶ
その③:プログラミングスクールに通う
人それぞれ自分に合った方法があります。
その①:独学
独学に向いている人は、
- 自分に厳しく、学習が習慣化できている人
- 近くにプログラミングに詳しく、自分に教えてくれる人がいる
人です。
そのような人なら、安く効率的な学習ができるので、独学をおすすめします。
そして自分に教えてくれる人がいるということも、結構大事です。
やっていると必ず壁にぶち当たります。
誰にも聞けないと本当に
「一日中調べても解決策が見つからない」
なんてことはざらです。
それでも一人で乗り越えていける人も当然いますので、そこは自分と相談しましょう。
その②:プログラミング初心者でも募集しているIT企業に就職して学ぶ
これは別にIT企業でなくても、ソフト開発をやっているところであればいいと思います。
就職してお金をもらいながら学習できますが、やりたいことができるとは限らないので、時間がかかる可能性があります。
なので
- やりたいことをやっている会社に就職する
- すぐにお金を稼ぐ必要がある
こんな人におすすめです。
ただ、プログラミングの全くの初心者でも雇ってくれるIT企業では、本当に決められた単純作業しかしないところの可能性があります。
厳しい言い方で言うと、「誰でもできる程度のプログラミング」しかさせてもらえないということです。(もちろんそうでない会社もあります)
自分の思い通りのプログラミングができるかは疑問です。
ただ、お金をもらいながら基礎から学べるというメリットは大きいですね。
その③:プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールは、初期投資が必要なので、ハードルが高いです。
その代わり、やっぱり確実性が高いです。
今は、初心者から通えるスクールが多く、結果を出しています。
下に、プログラミングスクールのテックキャンプの口コミを紹介します。
↓高評価の口コミ↓
未経験の私でも無理なくできました
プログラミングについて初心者でも学べる環境を探して、こちらの学校を見つけました。プログラミングについて全く知らない私でもそれほど問題なく取り組むことができました。最初の体験会では、人工知能について説明を受けました。人口知能の今後の可能性や、それに影響を受けた人間の今後の対応の仕方など、将来的なビジョンを持つという意味でとても意義を感じる内容でした。プロのエンジニアの方が丁寧に教えてくれたおかげでとてもスムーズに理解することができました。ここで学習したプログラミング知識と技術は今の実務の核となって活かすことができています。
出典:https://minhyo.jp/tech-camp
↓低評価の口コミ↓
カリキュラム通りができた後、応用できるかは当人次第
全くの初心者で始めました。
カリキュラム通りに進めたら一応ツイッターもどきが完成させられます。
しかし、そもそも変数や配列が何か深く理解し、自分でオリジナルのプログラミングができるようになるかは上のコースを受講したり、当人のがんばりによるところが大きいと思います。
カリキュラムは退会後は見れないですしね。
メンターの質ですが、オンラインは優秀で、問題があっても遠隔などで何度も解決してもらいました。教室のメンターは、コーチング的なことをやって励ましてくれますが、そんなプログラミングのスペシャリストではなかったです。人手不足なんでしょうか。出典:https://minhyo.jp/tech-camp
高評価ばかりではありませんが、会社のカリキュラムがあり、それに沿って努力することで、一定の結果が出せることがわかりますね。
お金を払うことで自分自身を追い込むこともできます。
僕が今初心者なら絶対スクールに通います。
おすすめのスクールについては、以下で解説していますので、ぜひその中から選んでみましょう。
まとめ
もし、新しくプログラミングを始めるかを迷っている方は、自分がなぜ始めようと思ったかを思い出してみてください。
- いいWeb広告を作って、いろんな企業に必要とされる人材になる
- インフラシステムを構築して、大きいプロジェクトに関わりたい
- フリーランスエンジニアになって自由な生活をしたい
それをかなえるためには、行動が必要です。
初心者が初めて物事を始めるときは苦労するものです。
そこで9割は挫折します。
そこで踏ん張って、残った人が自分のやりたいことを実現する人です。
この記事を参考に、自分のやりたいことに合わせて勉強するプログラミング言語を決めてみてください。
プログラミング言語を決めたら、
その①:独学
その②:プログラミング初心者でも募集しているIT企業に就職して学ぶ
その③:プログラミングスクールに通う
のどれかで勉強していきましょう。
僕が5年プログラマとして働いてきた経験をもとに、きれいごとだけでなく、リアルな感覚でこの記事を書きました。
「簡単にできます」
みたいな記事には騙されないように、心して取り組みましょう。
最低でも500時間の投資がないと、ある程度できるようにはなりません。
1日3時間勉強だと、約170日近く必要です。
ITエンジニアの年収が、平均年収よりも150万円ほど高いのは、そういったスキルを持った人が多いからです。
楽して稼いでいるわけではないですよ。
コロナで不景気になるのは確実なので、手に職付けるための努力を強くおすすめします。
自分だけでは難しいと思う方は、お金を払ってプログラミングスクールに通ってでもやる価値はあります。
一応、おすすめのスクールを貼っておきます。