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オバマ元大統領の演説に学ぶ話し方の極意3つ【無料で学べる】

更新日:

「人を惹きつける話がしたい」、「プレゼンの発表で他の人と差をつけたい」

 

↑こんな希望を持つ人に、おすすめの見本を紹介します。

それは、題名にもあるように、

オバマ元大統領の演説です。

以下の記事で、大統領選挙の勝利演説の日本語訳を動画と一緒に紹介しています。

無料英語教材オバマの演説動画解説(前編)【 和訳とポイント解説 】

無料英語教材オバマの演説動画解説(後編)【 和訳とポイント解説 】

今回は、そこから参考にすべきフレーズを抜き出し、日常生活に役立てそうな技術を盗んでいこうというわけです。

この記事では、ポイントを3点挙げ、それぞれについて深掘りしています。

これを読んで明日からあなたも使える技術を身に着けましょう。

今や、YouTubeで無料で演説を聞けるので、無料で学ぶことができます。

 

学ぶべきポイント



 

オバマの演説から学べるポイントは、ぶっちゃけ話し方の技術ほぼ全てだと思いますが、まとめて言うと大体以下です。

  • その①:印象に残るフレーズ
  • その②:共同体感覚
  • その③:感謝・愛情

それぞれについて、少しづつ深掘りしていきます。

その①:印象に残るフレーズ

オバマ元大統領のお約束フレーズと言えば、みなさんご存知の人も多いでしょう。

そうです。

Yes, we can! (そう、我々はできる!)

ですね。

オバマはこのフレーズを演説のたびに、印象深いタイミングで言っています。

例えば以下です。

 

This election had many firsts and many stories that will be told for generations. But one that’s on my mind tonight is about a woman who cast her ballot in Atlanta. She’s a lot like the millions of others who stood in line to make their voice heard in this election, except for one thing: Ann Nixon Cooper is 106 years old.

今回の選挙には色々な「史上初」があり、これから何世代にもわたって語り継がれるいろいろな物語がありました。けれども私が今夜なによりも思い出すのは、アトランタで投票したひとりの女性の物語です。彼女はほかの何百万という人たちと同様に、この選挙に自分の声を反映させようと行列に並びました。ただ1つだけ、ほかの人と違うことがあります。アン・ニクソン・クーパーさんは106歳なのです。

She was born just a generation past slavery. A time when there were no cars on the road or planes in the sky, when someone like her couldn’t vote for two reasons: because she was a woman, and because of the color of her skin.

彼女はちょうど過去の奴隷の時代の1世代後に生まれました。その時代には道に車もなければ空に飛行機もいなかった。彼女のような人は誰もが投票できなかった、二つの理由がある。それは彼女が女性だったから。そして彼女の肌の色だ。

And tonight, I think about all that she’s seen throughout her century in America. The heartache and the hope, the struggle and the progress. The times we were told that we can’t, and the people who pressed on with that American creed: Yes, we can.

そして今夜、私は彼女がアメリカで1世紀まるまる見てきたすべてについて考える。その心傷や希望、戦争と進歩について。そんなことはできないと言われ続けたこと。にもかかわらず、ひたむきに前進し続けた人たちのこと。あのいかにもアメリカ的な信条を掲げて。Yes we can。と。

At a time when women’s voices were silenced and their hopes dismissed, she lived to see them stand up and speak out and reach for the ballot. Yes, we can.

女性の声が黙らせられ、彼女らの希望がかき消されたその時代、彼女は生き続け、彼女らが立ち上がり、声を上げ、投票権にたどり着くのを目撃した。Yes, we can。

When there was despair in the dust bowl and depression across the land, she saw a nation conquer fear itself with a New Deal, new jobs, a new sense of common purpose. Yes, we can.

(30年代に中西部で起きた)土埃の嵐の絶望や全土の恐慌の時にも、この国がニューディール政策や新たな雇用、そして新たな共通目標の意識によって、恐怖そのものを克服するのを、彼女は見た。Yes, we can。

When the bombs fell on our harbor and tyranny threatened the world, she was there to witness a generation rise to greatness, and a democracy was saved. Yes, we can.

爆弾が湾に落ち、専制政治が世界を脅かしたとき、彼女はそこにいた。偉業をなし、立ち上がる人々、そして民主主義が救われたときを目撃した。Yes, we can。

She was there for the buses in Montgomery, the hoses in Birmingham, a bridge in Selma, and a preacher from Atlanta who told a people that “We Shall Overcome.” Yes, we can.

(黒人解放運動のきっかけとなったアラバマ州)モンゴメリーの通学バスのボイコットやセルマのデモ、「我々は勝利する」というキング牧師の言葉も聞いた。我々はできるのだ。

A man touched down on the moon. A wall came down in Berlin. A world was connected by our own science and imagination.

人類が月に着陸した。ベルリンの壁は崩落した。世界は我々の固有の科学と想像によってつながれたのだ。

And this year, in this election, she touched her finger to a screen, and cast her vote; because after 106 years in America, through the best of times and the darkest of hours, she knows how America can change.Yes, we can.

そして今年、この選挙で、彼女はスクリーンにタッチし、票を投じた。アメリカでの106年間で、最高の時と最悪な時間を経て、彼女はどうアメリカが変われるかを知っている。Yes, we can.

この一連の文章の構成も、めちゃくちゃすごいと思います。

一人の106歳の黒人女性の生涯と、アメリカという国がたどってきた歴史を重ね合わせています。

100年前から大きな問題をどうにかして解決してきた歴史を効果的に取り上げ、「こんな問題も解決できたんだ。だから我々もできるんだ。」という希望を語りかけています。

感動的にすら聞こえますよね。

これを、スピーチやプレゼンの場面で使うにはどうすれば良いでしょうか。

お約束フレーズは、日本人にも受け入れやすいものですよね。

自分で作るのは難しいので、流行語を使うと、みんな知っているし、受けもよくなることが多いです。

最近だと、「ONE TEAM」とかですね。

 

その②:共同体感覚

共同体感覚とは、すべての人間が持つ、「つながり」を求める性質です。

人間はその身体的な弱さゆえに共同体をつくり、協力関係の中に生きている。人間は常に他者との「つながり」を希求している。

参考:幸せになる勇気(Amazonリンク)(¥1,610)

オバマ元大統領は、初当選の時、マケイン上院議員と熾烈な争いを繰り広げていました。

決して優位なスタートではありませんでしたが、勝利を手にしました。

人々の心をつかむための「共同体感覚」を利用したのです。

選挙の勝利後も、それを忘れてはいませんでした。

それが端的に表れる演説の部分が、以下です。

But above all, I will never forget who this victory truly belongs to. It belongs to you. It belongs to you.

だが何より、私はこの勝利は真に誰のものかを決して忘れないだろう。それはあなた方のものだ。それはあなた方のものなのだ。

選挙に勝ったのは他でもないオバマ自身です。

しかし、あえて「あなた方」が勝利したと言っています(しかも2回)。

選挙が始まった時から応援してきた国民も、途中から支持した国民も、投票で最後にオバマに票を入れた人も、オバマに投票しなかった人も含めてアメリカ人みんなの勝利だと言ったのです。

国民全員がオバマとつながっており、国民全員がそれぞれつながっているような感覚にさせるコトバです。

これをマネするには、圧倒的に聴衆の目線になり、「友人」のように語り掛ける必要があります。

究極を言うと、「友人」のように振る舞うのではなく、本物の友達になる必要があります。

オバマが全ての国民に「あなた方はアメリカという国の一員である」と語りかけたように、あなたも「君はこのグループに所属してもいいんだ」と相手を安心させる言葉をかけるべきです。

それを実現するてっとり早い方法は、次の節でも出てきますが、

感謝すること

です。

 

その③:感謝・愛情

特に好意的な関係を築きたい相手には、感謝を伝えすぎることはありません。

ここでも、表面だけの感謝ではなく、心からの感情を持った本物の感謝が必要です。

オバマは、演説で感謝を述べることにかなりの時間を取っていました。

And I would not be standing here tonight without the unyielding support of my best friend for the last 16 years, the rock of our family, the love of my life, the nation’s next First Lady, Michelle Obama.

そして私はこの確固たる支援なしにはここには立っていないだろう。過去16年間の親友で、私たち家族の要、最愛の人、この国の次のファーストレディとなるミッシェル・オバマだ。

Sasha and Malia! I love you both more than you can imagine. And you have earned the new puppy that’s coming with us to the White House.

サーシャとマリア、君たちが想像する以上に私は君たちのことを愛している。新しい子犬と一緒にホワイトハウスに行こう。

And while she’s no longer with us, I know my grandmother’s watching, along with the family that made me who I am*4. I miss them tonight.I know that my debt to them is beyond measure.

そしてもう我々のもとにはいないが、私を育てた祖母が家族とともに見てくれていることを知っている。彼らがいないことを寂しく思う。彼らへの恩義は計り知れない。

To my sister Maya, my sister Alma, all my other brothers and sisters, thank you so much for all the support that you’ve given me. I’m grateful to them.

姉妹のマヤとアルマ、他のすべての兄弟姉妹たち、君たちの応援にとても感謝している。

これは、ほんの一部で、家族への感謝の部分です。

人の心をつかみたいときは、感謝・愛情を惜しみなく伝えることが好印象につながることは想像できると思います。

つまり、こちらからできる限りのギブをすることです。

相手から好意を持たれたいなら、こちらは相手にこれでもかと好意を伝えることが効果的です。

まとめ





聞く人を惹きつける話し方には、

  • その①:印象に残るフレーズ
  • その②:共同体感覚
  • その③:感謝・愛情

が重要であることを、オバマの演説から学びました。

全てに共通するのは「人を巻き込む」コトバを選んで話すということ、「感謝」をちりばめることです。

  • あなた方のおかげで私はここまで来れました。
  • みんなで達成することができてうれしいです。
  • 僕は一人ではなかった。

などなど、聞いている人に、「自分に感謝している」と思わせることで、良い関係をつくりやすくなります。

これまでの日本は、言葉を発しないことが美徳とされていた風潮もありました。

しかし、恥ずかしい言葉を言える人が、これからの時代は重宝されるようになっていくと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

参考になると思っていただけましたら幸いです。

本「伝え方が9割」の技術をオバマ元アメリが大統領の演説の例から学ぶ

 

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