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【新米の親が考察】「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」から学ぶ子育て【教育は「交友」】

更新日:

「子供に対して、褒めて伸ばすべきか、叱って伸ばすべきか悩む」とか「子供に対して大人の自分はどう接するべきなんだろう」

私は、こんな疑問をもっていた(もっている)ので、2冊の本を参考に、教育に関して深堀りしていきたいと思います。

同じように悩み、子供との接し方を探している方の参考になれば幸いです。

私は、もうすぐ生まれてくる子供に対して、どう接したらよいのか何日も考えてきました。

この、正解のない問いに対して、数年前にベストセラーとなった本が指針を示してくれたように感じました。

それが「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」です。

特に、「幸せになる勇気」において、非常に参考になる部分があります。

これを読んで、筆者が言いたいことを教育に落とし込むと、

  • 自立を促すこと
  • 「ほめて伸ばす」方法は間違い
  • 教育とは「交友」である

といったところに行きつきます。

私は、個人的に上記の項目について、とても納得させられた部分と、そうでない部分がありました。

この記事では、これらについて、深掘りしていきます。

「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」から学ぶ子育て



「嫌われる勇気」や「幸せになる勇気」では、アドラーの心理学をもとに、多くの人の人生観を覆す人生の指針を示しています。

普通の感覚では考えないだろうことを言っているにもかかわらず、不思議と納得できることが多く書かれています。

例えば、

「トラウマは存在しない」

というところが強烈でした。

筆者は、アドラー心理学から、

トラウマというものは、自らが自分に都合の良いように作り出した幻想だ。

といった趣旨のことを書いています。

例として、引きこもりの人が出てきます。

その人は過去に、いじめというつらい経験があったから引きこもったのではなく、他の目的のために、引きこもりになった。というのです。

例えば「外に出たくない」といった目的です。

なんだか突拍子もないように思えて、よく考えてみると確かにそうかもしれないと思いました。

そんな風に、他にもいろいろな人生観を変えられるような事が書かれている本ですが、ここでは、「子育て(教育)」に絞って考察していきます。

その①:自立を促すこと

「幸せになる勇気」の中で、

教育する立場にある人間、そして組織の運営を任されたリーダーは、常に「自立」という目標を掲げておかねばならない

と書かれています。

また、

自分の人生は、日々の行いは、すべて自分で決定するものなんだと教えること。そして決めるにあたって必要な材料―例えば知識や経験―があれば、それを提供していくこと。それが教育者のあるべき姿なのです。

と書かれています。

これらから言えることは、

子供たちの自立を促す教育が必要

ということだと私は思いました。

例えば子供に「今からゲームしてもいい?」と聞かれたら、どう答えますか?

「いいよ」とか「宿題をしてからにしなさい」とかって言いがちですよね。

しかし、これらは間違いだと筆者は言っています。

これらの答えは結局子供たちを、「依存」と「無責任」の地位においてしまうことになるのです。

こういった場合に筆者は、

「それは自分で決めていいんだよ」

と言うべきとしています。

あなたはどう思いますか?

まだ世の中をよくわかっていない子供に、すべての事柄の責任を取らせるなんて無理だし、ただの薄情だと思いますか?

ほとんどの子供は「じゃあゲームしよ」となるのではないかと思いますか?

私はそう思いました。

しかし、よく考えると、そこまでおかしなことを言っているわけではないことに気づきました。

私自身は子供のころ、親になんでも許可をとってから行動していたように思います。

その結果、何かを決めるということができにくい性格になってしまったように感じます。

一方で、いろいろなことを親に決められた結果、良い結果を得たこともあると思います。

じゃあどっちを取ればいいのでしょうか。

私はやっぱり「子供の行動を何でもかんでも決めること」は間違いだと思いました。

理由は、アラサーになった今、自分で考えて決断できることの重要性に気づいたからです。

この力があるかないかで、人間力に大きな差があることを実感しています。

ただ、現実的にすべての子供の行動を「放置」して責任を取らせることはさすがに無理だとは思います。

なので、適度に子供に「人生の選択」をさせていくことは心がけるべきなのではないでしょうか。

その②:「ほめて伸ばす」方法は間違い

これまたおかしなことを言いだしたと思いました。

昨今の世の中、「叱る」とか「叩く」ような「罰」を与える教育は、良くないという流れになっています。

逆に「ほめて伸ばす」ことは推奨されているようにも感じます。

しかしこの本では、「罰」はもちろん、「ほめる」ことも否定しています。

理由は、ほめることが

  • ”能力のある人が、能力のない人に下す評価”であり、その目的は”操作”である。
  • ただ「ほめられる」や「叱られないこと」を目的として従うようになる。

ということにつながるからと言っています。

これは、かみ砕くと、「競争を生む」から良くないと言っているのです。

勉強にしろスポーツにしろ、「競争」によって上達する部分もあるとは思います。

しかし、社会に出るとこの競争原理のために、自分だけが認められようとリーダーに媚を売ったり、他人の手柄を横取りしたりする人が生まれます。

「勝ち」の定義が不明確なので、他の誰かに「競争」で勝つためにそのような方法がはびこるのではないでしょうか。

と、ここまでは本の中身をかいつまんで説明しました。

ここからは、私の意見です。

さすがに、本のように「ほめる」ことを全くしないのは現実的ではないと思います。

物事はバランスが大事です。

あめとムチではありませんが、「適度な叱責」と「適度なほめ」が必要でしょう。

売れているゲームは、難易度の設定が絶妙です。

あのポケモンもそうです。

ジムリーダーという適度な強敵がいて、それに勝つために自分のポケモンを育てて、ようやく勝てたときの爽快感が人を引き付けるのです。

子供を相手にするときには、その子供にとって適度に高い目標を与えてあげるのが良いでしょう。

このとき、できれば子供になにか「気づき」を与えられる目標が良いです。

ある意味ゲーム感覚で少しづつクリアさせ、よくできた時にはほめてあげることも必要でしょう。

「幸せになる勇気」の考えを取り入れるとしたら、

「競争」をさせるのではなく、自分自身が主体的に考えて自ら成長していく環境を作ることが重要だと思いました。

その③:教育は「交友」である

「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」では、

全ての悩みは「対人関係の悩み」である。

全ての喜びもまた、対人関係の喜びである。

と述べています。

これって本当にそうですよね。

仮にこの世界にはあなた一人しか人間がいなければ、「孤独」なんてものは感じないでしょう。

誰か他者がいることを前提にしないと、「孤独」という感情は生まれません。

本の中では、教育を題材に、教師と生徒の関係で語られていますが、ここでは、「親と子」という、もっと親密な関係で語りたいと思います。

上で書いたように、人の喜びは対人関係から生まれるものです。

問題はどのような対人関係を築くかです。

ここまでで述べたように、「叱る」や「ほめる」を多用することによる、縦の関係の対人関係は、望ましくありません。

子供の「自立」を阻害する行為だからです。

なので、目指すべきは横の対人関係です。

これは親子の関係であってもです。

この章の題名にある、子供との「交友」関係とはどういったものなのか。

人は誰でも、

「私は誰かの役に立っている」と思えたときにだけ、自らの価値を実感することができる

のです。

そのためには、主従関係は不健全に思えてきます。

「自分よりも上の人の役に立っている」というのは自分のため人生ではなく、その「上の人」のための人生を生きていることになるからです。

であれば、「自らの価値を実感」させる場合に重要なのは、

「私は誰かの役に立っている」と主観的に感じさせる

ことです。

つまり、自分の人生を自分のために生きた結果、他者の役に立つことが、最も健全な幸福であるというわけです。

そのために、「交友」と言う言葉を使い、子供との関係を縦ではなく、横の関係にするほうが良いと言っているのだと私は解釈しました。

それを実現するのに最も重要な役割を担うのは、学校の先生ではなく、子の両親であるあなたでしょう。

「具体的にどうしたらそのようなことができるのか」、まで深掘りした記述はあまりありませんが、私の意見としては以下です。

  • 極力「~しなさい」とか「~はだめ」といった言い方はしない。
  • 子供のやることに「許可」を与えるやり方を取らない。
  • 子供が自ら考えて「~したい」と言った場合は協力する。

理想論かもしれませんが、少しでも頭の中でこのようなことを意識し、積み重ねることが、子供の「自立」を促すことにつながるのではないでしょうか。

まとめ



ここまで、長い文章を読んでくださり、ありがとうございました。

「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」から学んだ子育てをまとめると、

  1. 自立を促すこと
  2. 「競争」ではなく、「自分の人生は自分で決める」と言う思考を持たせること
  3. 主体的に行動した結果、「私は他者の役に立っている」と思わせること

です。

数年前のベストセラーですが、今もなお、多くの人に気づきを与え続ける良書から、答えのない問いに対するヒントを得られました。

少しでも、参考になったと思っていただけましたら幸いです。

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