「文系だけど理系募集が多い会社に就職したいけどどうしたらいいの?」、「文系でも理系の仕事がしたい」
↑こんな疑問に答えます。
こんにちは。みかずきです。
僕は、5年間ほど宇宙関連企業でプログラマとして働いてきました。
その際に、リクルーターなどの経験も多くさせてもらったので、就活生を見たり、採用の現場を見る機会も多かったです。
その経験から、
学歴や文理に関わらず、就職で好きなところに行けるんじゃないか?
と思ったので、今回は「文系の学生が理系の会社に就職する」ための行動を解説していきます。
文系の人が理系の人に勝つ就活
文系と理系の違いは、学校で習う教科が違うのはもちろんですが、注目すべきは「世間のイメージ」です。
理系のイメージと文系の世間のイメージはこんな感じです。
理系のイメージ | 文系のイメージ |
数学が得意
理屈っぽい オタクが多い |
読書好き
コミュ力が高い人が多い 自由な人が多い |
僕が理系の人間なので、正直文系の本当のところはよくわかりませんが、調べてみてざっくりイメージはこんな感じでした。
もちろんどちらもそうでない人も当てはまる人もいるのですが、あくまで一般的なイメージです。
たぶんそこまで大外れはしてないと思います。
何をすべきか
これも全員に当てはまるわけではありませんが、理系の人は大学以降特に文学的な文章や自己啓発的な本に触れることはかなり少ないです。
断言しますが大多数の理系大学生は、漫画以外の本をほぼ読みません。
読むのは、漫画とかを除くと、教科書や論文くらいです。
ここが理系の不得意分野です。
そして、理系の会社に就職したい文系学生にとって、攻めどころです。
文系なのに理系の就職をしたいなら、普通の人とは違う思考を持っていることを面接などで伝える必要があります。
たいていの理系学生は、「学校の専攻が会社での仕事に活かせる」といったことを言うと思います。
しかし、この場合はこの戦法が使えないので、「文系だけど志望する業界のことや、仕事に使うスキルに詳しい」という強みをつくることが重要です。
そこで、以下の行動をとることがおすすめです。
- その①:ビジネス本・行きたい業界の本を読む
- その②:プログラミングの基礎を習得する
その①:ビジネス本・行きたい業界の本を読む
本をよむことがおすすめなのですが、やみくもに読んでもあまり意味はありません。
就活に関する本を読んでみても良いですが、よりおすすめなのは、
- ビジネス本
- 行きたい業界に関する本
- 仕事で使うであろうスキルの本
です。
これらは、僕が学生のころから読むべきだったと後悔している分野の本です。
僕は宇宙系の企業で働いているのですが、学生時代から宇宙の本はたまに読んでいました。
ですが、ビジネス本やプログラミングのスキル本などはほとんど読んでいませんでした。
今思えば、時間があるときに読んでおけばよかったと思っています。
特におすすめの本のAmazonリンクを以下に貼っておきます。
⇒転職の思考法(kindle \1,247 Audible \0)
⇒アウトプット大全(単行本 \1,595 kindle \1,436)
⇒人工知能は人間を超えるか(kindle \891 Audible \0)
です。
どれか一冊でも良いのでぜひ読んでおきましょう。
文系の方も、理系の会社に行きたいなら「人工知能は人間を超えるか」は必読です。
プログラミング知識0でもわかる機械学習の入門【本を買う前に読みましょう】
ずっと使えるので、kindleを買って読むのもいいです。
そして今は、Amazon Audibleという、耳で聴く本が大人気です。
しかも今なら1か月無料で使えるのがうれしいですね。
その1か月で上にAudible \0と書いた本1冊だけでも購読して、その後解約してもOKです。
僕は本を買って読むのも好きですが、わざわざ本を買ってきて本を開くのが面倒ならこれ一択ですね。
本を読む方法も今や多様化しています。
- 本を買って読む
- データをダウンロードして読む(kindleなど)
- Audibleで音声データをダウンロードして聴く
皆さんはどれが好きですか?
いずれにせよ、理系の不得意な知識で理系の人に対抗できるようになりましょう。
その②:プログラミングの基礎を習得する
もし、あなたが文系なのに、例えばプログラマに就職したいと思ってIT企業に面接に行く場合、
「あなたは文系だそうですが、なぜこの職業に応募されたのですか?」
とか
「プログラミングのスキルはありますか?」
みたいなことは絶対聞かれますよね。
今、求められているのはITスキルをもった人材です。
IT企業でなくても、文系から理系企業に行きたいなら「プログラミングのスキル」を持っていることが圧倒的な利点になります。
僕は理系でしたが、就職するまでプログラミングスキルはゼロに等しかったです。
リクルーターをやっていて思ったのですが、そういう理系学生って結構います。
それより、スキルが少しでもある文系の学生のほうが有利にはなりますよね。
僕の他の記事でも何度も言っていますが、プログラミング初心者が今から始めるならHTMLとCSSです。
そして、独学で勉強するにはハードルが高いので、スクールに行って自分に投資することもおすすめです。
下のリンクから自分にできそうなスクールを探してみましょう。
文系でも行けるプログラミングスクールおすすめ3社【 まずは無料もあり 】
お金をかけられないなら、独学でも可能です。
少しずつでも、勉強していきましょう。
⇒できるホームページHTML&CSS入門 Windows 10/8.1/7対応 できるシリーズ(単行本 \1,738)
⇒初心者からちゃんとしたプロになる HTML+CSS標準入門(単行本 \2,750)
⇒これ1冊でゼロから学べる Webプログラミング超入門 ーHTML,CSS,JavaScript,PHPをまるごとマスター(単行本 中古\4228~)
上記の中から、どれか1冊を買えば十分です。
上の二つのどちらかのほうが、安いし、やさしい内容なので、おすすめはそちらです。
就活での振る舞い
僕の大学の友人にも、文系なのにゴリゴリの理系企業に就職した人は何人かいます。
そういう人もやっぱり、そのためにプログラミングをかじってみたり、苦労していたようです。
就職活動の方法については、以下の記事で解説しています。
まとめ
文系が理系企業に就職したいときはどうすればいいか。
- その①:ビジネス本・行きたい業界の本を読む
- その②:プログラミングの基礎を習得する
本を読んで、ビジネス意識を高め、業界研究をすることでボヤっとしている理系学生とは圧倒的に差をつけられます。
プログラミングを授業では受けたけどスキルとして身についていない理系学生より、HTMLなどのプログラミングの基礎ができる文系学生のほうが本質的には企業は求めるはずです。
あとは、あなたが行動することで、あなたの希望をかなえられます。
就職活動は大学の延長線上にあるのではなく、「自分の夢をかなえる」機会ととらえて、頑張りましょう。