就活を始めるときに読むべき絶対おすすめの1冊
就活をする人の多くは大学3年生、修士1年生ですよね。もしくは高校生から就職する人もいます。
社会経験のない学生にとって社会がどんな仕組みで金を稼ぎ、それを従業員に還元しているか、はたまたどんな分野が伸びているのかさっぱりわからないという方も多いと思います。
結論、そんな学生におすすめなのが
転職の思考法
という本です。「転職」とついていますが、私はむしろ就活生にこそ読んでほしいと思っています。
私がこの本を読んだのはここ最近ですが、かなり衝撃を受けました。
もっと早く、学生の時に読みたかったと思いました。
この本が、会社選びの時に重視すべきポイントとして挙げているのは以下の3点です。
- マーケットバリューが上がるか
- 働きやすいか
- 活躍の可能性は十分か
これらについて、本ではわかりやすく発展的に説明されていますので、絶対に読んでください。
ここではそれぞれ私の解釈で、もっと学生の立場に落とし込んだ説明をしたいと思います。
1. マーケットバリューが上がるか
マーケットバリューとは、「自分の市場価値」のことです。
実際のところ、まだ就職していないかつ何も生産していない学生の時点ではこのマーケットバリューは低いと言えます。
でも、あなたが学生ならそれは当たり前です。これから自分の市場価値を上げていきましょう。
会社選びで失敗しない最も効果的な方法は、
成長産業の業界かを見極める。
です。
考え方は、その会社の商品や職員が代替可能かというところです。
新聞や雑誌はスマホにとってかわられていますが、WebアプリやAIといったIT業界はその商品も、作るエンジニアも代替は難しいです。
つまり
出版社→衰退産業
IT→成長産業
2. 働きやすいか
働きやすさは個人に依存するところもありますが、大きいのは職場の雰囲気だと思います。
- 社員に会社の理念が浸透しているか
- 一人一人がいつでも転職できる能力はあるが、しない
これらがある会社が働きやすく、良い会社と言えます。
インターンに行って社風や働く人の雰囲気を肌で感じるのが良いです。
3. 活躍の可能性は十分か
働く前から自分が活躍できるかを知るには、社員に質問するのが早いです。
例えば面接で以下の質問をしてみてください。
- どんな人物を求めていて、どんな活躍を期待しているのか
- 社内で評価されている人はどんな人か
これを聞くことで自分がこの会社でうまくやっていけるかが見えてくるでしょう。
あとは行動するだけ
ここまで読んで、「へ~、そうなんだ」で終わっては自分にとっていい会社には入れません。
おすすめした本、「転職の思考法」はビジネスの分野ではかなり有名な本ですが、学生の方にこそ読んでほしい本です。
一人でも多くの人に、人生を左右する選択である会社選びの参考にしてほしいと心から思っています。